「タクシー広告って、どんな人に届くの?」
「うちの商品は、タクシー広告に向いている?」
結論から申し上げると、タクシー広告(後部座席のサイネージ)は、経営層・ビジネス層・可処分所得の高い層に、音声つきの動画を1対1の空間で届けられる媒体です。BtoBのサービス、高単価の商材、採用や企業ブランディングと相性が良く、表示回数のレポートで配信の結果を確かめられます。
この記事では、総合広告代理店フリーザロックエージェントが、タクシー広告の仕組みと特徴、向いている商材、クリエイティブのポイント、効果の確かめ方を、弊社の実施例とあわせてまとめます。
タクシー広告とは
タクシー広告の中心は、後部座席の前に設置されたタブレットで流れる動画広告(タクシーサイネージ)です。乗車と同時に放映が始まり、広告とコンテンツが交互に流れます。ほかに、車体のラッピングやステッカーの広告もあります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 導入台数 | 全国 約81,500台(うち東京 約37,000台) |
| 月間リーチ | 4,270万人 |
| 主な利用者 | 管理職・経営層・ビジネスパーソン、可処分所得の高い層 |
| 広告の形式 | 音声つきの動画(30秒など)。乗車直後の枠ほど目に入りやすい |
| 期間の単位 | 1週間単位が中心(表示回数ではなく期間で買う枠が多い) |
出典:タクシーサイネージ媒体社の資料(2025年4〜6月期版)。台数・リーチは媒体社の発表値です。
タクシー広告の3つの特徴
1対1の空間で、音声つきで届く。後部座席は、移動中に他の人の目や音がない空間です。目の前の画面で、音声つきの動画を見てもらえます。
経営層・ビジネス層に届く。都市部のタクシー利用者には、管理職や経営層、可処分所得の高い人が多いとされています。テレビCMなどのマス広告では届きにくい層に、短期間でくり返し届けられます。
配信の結果がデータで見える。デジタル媒体のため、日別・時間別の表示回数や、最後まで再生された割合などのレポートが出ます。
タクシー広告が向いている商材
BtoBのサービス。業務システムやクラウドサービス、人材・コンサルティングなど、決裁者に知ってもらいたいサービスです。
高単価の商材。住宅・不動産、高級家具、金融・保険、資産運用、高級車など、可処分所得の高い層が主な顧客の商品です。
採用・企業ブランディング。ビジネスパーソンに社名や事業を知ってもらい、採用や取引の場面での認知につなげます。
反対に、10代向けの商品や、ごく狭い地域だけで売る商品には、他の媒体のほうが無駄が少ない場合があります。
弊社の実施例:家具の大型専門店のタクシーサイネージ広告
弊社では、家具の大型専門店のタクシーサイネージ広告を実施しました。東京のタクシーで1週間、30秒の動画に3秒の静止画(エンドキャップ)を付けて配信しました。
| 項目 | 結果 |
|---|---|
| 配信期間 | 1週間(東京) |
| 表示回数 | 698,853回 |
| 最後まで再生された回数 | 658,208回(再生完了率 94.18%) |
配信後は、日別・時間別の表示回数をまとめてご報告しました。時間帯では17〜18時台が最も多く、深夜0〜1時台にも多く表示されました。曜日では金曜日が最も多い結果でした。
クリエイティブのポイント
・字幕を入れる。音声つきで流れますが、字幕があると伝わりやすくなります。
・最後に静止画を付ける。社名やサービス名、検索してほしい言葉を、最後の静止画で印象づけます。
・伝えることを絞る。大きな文字と短いメッセージにし、伝えたいことは2つまでにします。
・次の行動を示す。「検索」「無料相談」など、見た人にしてほしい行動を示します。QRコードは、タクシー限定のキャンペーンなどがある場合に入れるとよいでしょう。
・審査を見込む。タクシー広告の審査は厳しめで、内容によっては修正を求められます。事前に審査を受けられる場合もあります。
効果の確かめ方
媒体社のレポートで表示回数と再生完了率を確認し、あわせて、配信期間とその前後で社名・サービス名の検索数、Webサイトへのアクセス、問い合わせ件数がどう変わったかを比べます。期間中の問い合わせや申し込みのデータを共有いただくと、前後の比較もしやすくなります。
まとめ:経営層・ビジネス層に、音声つきの動画で届ける
・タクシー広告は、後部座席のサイネージで音声つきの動画を流せる
・経営層・ビジネス層・可処分所得の高い層に届けやすく、BtoBや高単価の商材と相性が良い
・表示回数や再生完了率のレポートで、配信の結果を確かめられる
・字幕と最後の静止画、伝えることを絞った構成がポイント
フリーザロックエージェントでは、タクシー広告の枠の確保から動画の制作、審査への対応、配信後のご報告までまとめてお引き受けします。電車や駅の広告も含めた選び方は交通広告の種類と選び方、掲出までの流れは交通広告の出し方をご覧ください。

