「OOH広告って、具体的にどんな広告のこと?」
「大型ビジョン、看板、サイネージ…どれを選べばいいの?」
結論から申し上げると、OOH(アウト・オブ・ホーム)広告は、家の外で目に入る広告の総称です。繁華街の大型ビジョンで話題をつくる、店舗の近くの看板で来店を後押しする、売り場のサイネージで買う直前に届けるなど、場所によって得意な役割が違います。目的と届けたい人がいる場所から選ぶのが基本です。
この記事では、総合広告代理店フリーザロックエージェントが、OOH広告の種類と特徴、料金の目安、目的別の選び方をまとめます。
OOH広告とは
OOHは「Out of Home」の略で、屋外の看板やビジョン、店舗や施設の中のサイネージなど、家の外で接触する広告を指します。電車・駅・バス・タクシーの交通広告も広い意味ではOOHに含まれますが、この記事では交通広告以外の媒体を扱います。交通広告については交通広告の種類と選び方をご覧ください。
OOH広告の4つの種類
| 主な媒体 | 主に届く人 | 期間の目安 | |
|---|---|---|---|
| 街頭の大型ビジョン | 繁華街の大型LEDビジョン、複数の画面を同時に使うシンクロ放映 | 繁華街の来街者、若年層、訪日客 | 1週間単位が中心 |
| 看板・ビルボード | ビルの屋上・壁面の看板、ロードサイドの看板、商業ビルの大型ボード、アドトラック | 周辺の歩行者・ドライバー | 数か月〜1年単位の長期が中心 |
| 店舗・商業施設のサイネージ | コンビニ・ドラッグストア・飲食店の店内サイネージ、ショッピングモールのビジョン、イベントスペース | 来店客・買い物客 | 1週間〜1か月単位 |
| 空港・SA/PAのサイネージ | 空港の出発ロビーの大型画面、高速道路のSA/PAの画面 | 旅行者・出張者・訪日客、ドライバー | 1か月単位が中心 |
それぞれの特徴
街頭の大型ビジョン。渋谷・新宿・池袋・名古屋・大阪などの繁華街のビルに設置された大型のLEDビジョンです。たとえばJR渋谷駅の1日平均乗車人員は324,414人(2024年度・乗車のみ)で、駅の周辺には多くの人が行き交います。1週間単位で放映でき、複数の画面で同じ映像を同時に流すシンクロ放映は、街の中で大きな話題をつくる手法として使われます。
看板・ビルボード。ビルの屋上や壁面、幹線道路沿いの看板です。長期間掲出して、その場所での存在感をつくったり、店舗への道案内をしたりするのに向いています。屋外の看板は、媒体社の審査に加えて、自治体の屋外広告の審査を受ける場合があります。広告を載せたトラックが街を走るアドトラックは、走るルートを決めてイベント会場の周辺などに集中して届けられます。
店舗・商業施設のサイネージ。コンビニやドラッグストア、飲食店の待合スペースなどに設置された画面です。たとえば全国約1万店のコンビニの店内サイネージは、2週間で約5,500万人に届くとされています(媒体社資料・2025年7〜9月期版)。商品を選ぶ場所で目に入るため、買う直前の後押しに向いています。1店舗単位で出せる媒体もあります。
空港・SA/PAのサイネージ。空港の出発ロビーや高速道路のサービスエリアの画面です。旅行者・出張者・訪日客や、ドライバーと同乗者に届けられます。
料金の目安
| 媒体 | 料金の目安(税別) |
|---|---|
| 街頭の大型ビジョン | 1週間 20万円程度から |
| 店舗のサイネージ | 1店舗・1か月 3万円程度から |
| SA/PAのサイネージ | 1面・1か月 4.4万円程度から |
| 看板・ビルボード、商業施設、空港 | 場所・期間により個別にお見積もり |
街頭の大型ビジョンは首都圏の繁華街のビジョンの例、店舗のサイネージは飲食チェーンの待合サイネージの例です(いずれも媒体社資料にもとづく目安)。人気エリアの大型ビジョンや放映回数の多いプランは、1週間で数十万〜数百万円になります。制作費・施工費は別途かかります。
目的別の選び方
| 目的 | おすすめの媒体 |
|---|---|
| イベントや新商品を話題にしたい | 繁華街の大型ビジョン、シンクロ放映、商業施設のジャック |
| 店舗の近くで来店を増やしたい | 商圏内の看板、近くの店舗・施設のサイネージ、アドトラック |
| 旅行者・訪日客に届けたい | 空港のサイネージ、訪日客の多い繁華街のビジョン |
| ドライバーに届けたい | ロードサイドの看板、SA/PAのサイネージ |
| 売り場で買う直前に後押ししたい | コンビニ・ドラッグストアの店内サイネージ |
組み合わせるときの考え方
「見せる」と「行動」をつなぐ。大型ビジョンで話題をつくり、イベントスペースでの展示やサンプリング、店舗のサイネージにつなげると、見た人が実際に足を運ぶ・手に取るきっかけを用意できます。
素材を共通にする。テレビCMやWeb動画の素材をビジョンやサイネージに使うと、制作費を抑えられます。画面の比率や秒数、音声の有無は媒体ごとに違うため、調整は弊社で行います。
反響を確かめる仕組みを用意する。専用のQRコードやWebページを用意し、検索数や来店数の変化を掲出の前後で比べます。詳しくはデジタルサイネージ広告の効果の測り方で解説しています。
まとめ:場所の役割で選ぶ
・OOH広告は、街頭の大型ビジョン、看板・ビルボード、店舗・商業施設のサイネージ、空港・SA/PAのサイネージに分かれる
・大型ビジョンは話題づくり、看板は存在感と道案内、店舗のサイネージは買う直前の後押しが得意
・街頭の大型ビジョンは1週間20万円程度、店舗のサイネージは1店舗・1か月3万円程度からが目安(税別)
・見せる媒体と、行動につなげる場所を組み合わせて設計する
フリーザロックエージェントでは、目的・エリア・ご予算を伺ったうえで、媒体と場所の組み合わせをご提案します。大型ビジョンの選び方は街頭ビジョン広告の出し方をご覧ください。

