「交通広告を出したいけれど、電車・駅・バス・タクシーのどれを選べばいいの?」
「中づりと駅のポスターは、何が違うの?」
結論から申し上げると、交通広告は「どこで・誰に・どのくらいの期間」届けたいかで選びます。路線の通勤・通学者に毎日くり返し届けるなら電車の車内、店舗の最寄り駅で知らせるなら駅、地域の生活者にはバス、経営層・ビジネス層にはタクシーが向いています。
この記事では、総合広告代理店フリーザロックエージェントが、交通広告の4つの種類と主な媒体、目的別の選び方、組み合わせ方をまとめます。
交通広告の4つの種類
| 主な媒体 | 主に届く人 | 期間の目安 | |
|---|---|---|---|
| 電車の車内 | 中づり、まど上、ドア横のポスター、ステッカー、車内ビジョン | その路線を使う通勤・通学者 | 数日〜1か月単位の短期が中心 |
| 駅 | 駅ポスター、駅看板(サインボード)、デジタルサイネージ、駅ジャック | その駅の乗降客・乗り換え客 | 1週間単位の短期から1年単位の長期まで |
| バス | 車体のラッピング、車内ポスター、バス停(シェルター)の広告 | 沿線の住民・歩行者・ドライバー | バス停は2週間単位、ラッピングは数か月以上が多い |
| タクシー | 後部座席のサイネージ(動画)、ステッカー、車体のラッピング | ビジネス層・経営層・可処分所得の高い層 | サイネージは1週間単位が中心 |
期間や申し込みの単位は、鉄道会社・バス会社・媒体社ごとに異なります。
電車の車内広告
中づり・まど上・ドア横のポスター。乗車中の目線の先に掲出する、もっとも代表的な交通広告です。路線単位で出すため、その路線を使う通勤・通学者に、掲出期間中くり返し届きます。首都圏の定期券利用者の通勤時間は平均67.7分(国土交通省「第12回大都市交通センサス」2015年調査)で、移動中に広告を目にする時間があります。
車内ビジョン。ドアの上などの画面に流す動画広告です。テレビCMの素材を活用できますが、多くは音が出ないため、字幕や大きな文字で伝わる表現にするのが基本です。
駅の広告
駅ポスター・駅看板。改札やホーム、通路に掲出するポスターや看板です。1週間程度の短期のポスターから、1年単位の長期の看板まであります。店舗や施設の最寄り駅に出して、道案内を兼ねる使い方もできます。
駅のサイネージ・駅ジャック。駅のデジタルサイネージや、通路・柱をまとめて使うジャック広告です。乗降客の多いターミナル駅では、1日に数十万人が利用します。たとえばJR東日本の新宿駅の1日平均乗車人員は666,809人(2024年度・乗車のみ)です。
バスの広告
車体のラッピング、車内のポスター、バス停(シェルター)の広告があります。バス停の広告は、たとえば大手のシェルター広告では全国の主要都市に設置され、2週間単位で掲出できます。地域の生活者や歩行者、ドライバーに、毎日の暮らしの中で届けられます。
タクシーの広告
後部座席のサイネージで、音声つきの動画を流せるのが特徴です。媒体社の資料では、タクシーサイネージの導入台数は全国で約81,500台、月間リーチは4,270万人とされています(2025年4〜6月期版)。ビジネス層・経営層が多く、BtoBのサービスや高単価の商材と相性が良い媒体です。詳しくはタクシー広告とはで解説しています。
目的別の選び方
| 目的 | おすすめの媒体 |
|---|---|
| 店舗・施設の周辺に知らせたい | 最寄り駅の駅ポスター・駅看板、沿線の車内ポスター、バス停の広告 |
| 首都圏の通勤者に広く届けたい | 主要路線の車内ポスター・車内ビジョン、ターミナル駅のサイネージ |
| 経営層・ビジネス層に届けたい | タクシーのサイネージ、オフィス街の駅のサイネージ |
| 新商品やイベントで話題をつくりたい | 駅ジャック、車両をまとめて使う広告、駅の大型サイネージ |
| 採用・企業の認知を高めたい | 沿線の車内ポスター、主要駅の長期の駅看板、タクシーのサイネージ |
組み合わせるときの考え方
「面」と「点」を組み合わせる。車内広告やタクシーで広く届け、店舗の最寄り駅のポスターや看板で「ここにある」と知らせると、知ってもらう段階と足を運んでもらう段階の両方をカバーできます。
素材を共通にする。テレビCMの素材を車内ビジョンやタクシーのサイネージに、ポスターのデザインを駅と車内に使い回すと、制作費を抑えられます。媒体ごとのサイズや規定への調整は弊社で行います。
他の媒体と合わせて考える。首都圏以外の地域や、もっと広い年代に届けたい場合は、テレビCMやラジオCM、映画館のシネアドとの組み合わせも検討します。
まとめ:「どこで・誰に・どのくらいの期間」で選ぶ
・電車の車内は、路線の通勤・通学者に毎日くり返し届く
・駅は、最寄り駅での告知や長期の看板、ジャックで大きく目立たせる使い方ができる
・バスは地域の生活者、タクシーは経営層・ビジネス層に届けやすい
・広く届ける媒体と、店舗の近くで知らせる媒体を組み合わせると、認知から来店までをつなげやすい
フリーザロックエージェントでは、目的・エリア・ご予算を伺ったうえで、媒体と路線・駅の組み合わせをご提案します。申し込みから掲出までの流れは交通広告の出し方をご覧ください。

