「店舗の近くにいる人だけに、広告を出せないの?」
「位置情報の広告って、どういう仕組み?」
結論から申し上げると、位置情報(ジオターゲティング)広告は、スマートフォンの位置情報をもとに「特定の場所にいる人・訪れたことがある人」に配信する広告です。店舗の周辺、競合店や関連する施設、駅などを指定でき、来店の促進や地域を絞った訴求に向いています。
この記事では、総合広告代理店フリーザロックエージェントが、位置情報広告の仕組み、指定できる条件、向いている業種、費用の目安と始め方をまとめます。
位置情報広告の仕組み
スマートフォンのアプリが、利用者の許可を得て取得した位置情報をもとに、「どんな場所を訪れているか」を分析します。そのうえで、指定した条件に合う人のスマートフォンのアプリやWEBサイトの広告枠に、バナーや動画を表示します。位置情報は個人を特定しない形で扱われます。
指定できる条件
| 指定の方法 | 内容 |
|---|---|
| 住所・地点の指定 | 指定した住所や地点から半径〇mの範囲を訪れたことがある人 |
| 施設の種類の指定 | ショッピングセンター、ドラッグストア、カーディーラー、ホームセンター、大学など、施設の種類で指定 |
| 駅・路線の指定 | 特定の駅や路線を使っている人、駅から〇km以内など |
| 属性の掛け合わせ | 年代・性別・居住地などと組み合わせて絞り込む |
たとえば、ある位置情報広告の媒体では、半径100mから地点を指定でき、駅からの距離(500m・1km・2km)や路線でも絞り込めます(媒体社資料・2025年1〜3月版)。
向いている業種・使い方
店舗・施設の来店促進。飲食店、美容室、クリニック、学習塾、住宅展示場など、来てもらうことが前提の業種に向いています。店舗の周辺に住む人や、近くで働く人に届けます。
競合店や関連施設を訪れた人への訴求。同じ業種の店舗や、関連する施設(例:住宅展示場、カーディーラー、スポーツ施設)を訪れた人に配信できます。
イベントや催事の告知。会場の周辺や、似たイベントの会場を訪れた人に、開催前から届けられます。
採用。工場や物流拠点の周辺に住む人、特定の施設で働いている人などに、求人を届ける使い方もあります。
費用の目安
位置情報の広告は、たとえばある媒体では最低出稿金額が月10万円からです(税別・媒体社資料 2025年版)。クリック1回ごとに決まった単価がかかる方式で、表示回数は想定値であり保証されません。同じ媒体でも、テレビ画面で見る動画配信に流すメニューは月50万円からと高めに設定されています。
始め方と注意点
1. 目的を決める:来店、問い合わせ、イベントの集客など、何を増やしたいかを決めます。
2. 届けたい場所と人を決める:店舗の周辺、競合店、関連施設、駅など、どこにいる人に届けるかを決めます。
3. 受け皿を用意する:来店予約のページ、クーポン、地図への導線など、見た人が次にする行動を用意します。
4. 配信と効果の確認:クリック数に加え、来店予約や問い合わせの件数、来店数の変化を確かめます。
注意点。範囲を狭くしすぎると、配信できる人が少なくなります。店舗の周辺だけで足りない場合は、関連施設や駅の指定と組み合わせて配信量を確保します。また、入稿は配信開始の5営業日前までなど、媒体ごとの締め切りがあります。
まとめ:場所で人を選んで、来店につなげる
・位置情報広告は、特定の場所にいる人・訪れたことがある人に配信できる
・地点・施設の種類・駅や路線で指定し、年代や性別とも組み合わせられる
・店舗の来店促進、競合店や関連施設を訪れた人への訴求、イベント告知、採用に向いている
・費用は月10万円程度からが目安。範囲を狭くしすぎないことがポイント
フリーザロックエージェントでは、位置情報の広告を、検索広告やSNS広告、交通・OOH広告と組み合わせてご提案します。WEB広告の種類の選び方はWEB広告の種類と選び方、費用の考え方はWEB広告の費用相場をご覧ください。

