「放送開始日が決まっているけれど、CM制作はいつまでに頼めば間に合う?」
「依頼してから、こちらは何を準備すればいいの?」
結論から申し上げると、撮影ありのテレビCMは、ご相談から納品まで2〜3か月が目安です。企画に2週間、撮影準備に3週間、撮影後の編集と確認に5週間ほどかかり、さらにテレビCMは放送前に放送局の考査(審査)があります。放送開始日から逆算して、3か月前には相談を始めるのが安全です。
この記事では、総合広告代理店フリーザロックエージェントが、CM制作の8つのステップ、各段階の期間、発注する側が準備すること、期間を短くする方法をまとめます。
CM制作の8ステップと期間の目安
| ステップ | 内容 | 期間の目安 |
|---|---|---|
| 1. ヒアリング | 目的・伝えたいこと・流す媒体・予算・納期のすり合わせ | 2週間ほど |
| 2. 企画・構成 | 企画案と絵コンテの提出、調整して確定 | |
| 3. 撮影・制作準備 | 出演者・ロケ地・スタッフ・機材の手配 | 3週間ほど |
| 4. 撮影・制作 | 撮影は1日が基本。CGやアニメーションの制作 | 2週間ほど(撮影は1日〜) |
| 5. 編集 | 撮影素材を編集し、仮の映像をつくる | 3週間ほど |
| 6. 確認・修正 | 仮の映像を確認し、修正を重ねて映像を確定(3回ほどが基本) | |
| 7. ナレーション・音の仕上げ | スタジオでナレーション収録、BGM・効果音と合わせて仕上げ | 1営業日〜 |
| 8. 納品・入稿 | 媒体ごとの形式で納品データを作成し、入稿 |
合計で2〜3か月が目安です。アニメーション中心の動画や、手持ちの素材を活用する場合は、撮影準備と撮影の期間がかからない分、短くなります。
発注する側が準備すること
ヒアリングまでに:動画の目的(認知・集客・採用・研修など)、流す媒体、予算の上限、放送・公開したい日をご用意ください。決まっていない項目があっても、ご相談から始められます。
企画の段階で:商品やサービスの資料、ロゴ、使ってほしい言葉・使ってはいけない言葉をお知らせください。社内の確認者が複数いる場合は、この段階で企画を共有しておくと、後からの大きな修正を防げます。
撮影の段階で:自社の店舗や工場で撮影する場合は、撮影許可と立ち会いの調整をお願いします。
確認・修正の段階で:修正の指示は、確認者の意見をまとめて一度に出していただくと、回数と期間を抑えられます。
テレビCMは「考査」の期間も見込む
テレビCMは、放送前に放送局が内容を審査する「考査」があります。表現によっては修正を求められることがあるため、企画の段階から考査の基準を踏まえて制作し、納品の前に余裕を持たせます。考査の詳しい考え方はテレビCMの考査とはで解説しています。
TVer広告など配信型の広告にも、広告主と素材の審査があります。TVerの場合はそれぞれ3営業日程度が目安です。流れはTVer広告の始め方をご覧ください。
期間を短くする3つの方法
1. 撮影をしない作り方を選ぶ。イラストやアニメーション、手持ちの映像を使えば、撮影準備の3週間ほどを短縮できます。
2. 確認者を最初に決めておく。確認・修正の期間は、社内の確認に何日かかるかで大きく変わります。
3. 尺違いを最初から決めておく。15秒と30秒、テレビ用と配信用を同時につくると、後から追加するより早く、費用も抑えられます。
まとめ:放送開始日の3か月前に相談を始める
・撮影ありのテレビCMは、ご相談から納品まで2〜3か月が目安
・企画2週間、準備3週間、撮影2週間、編集と確認3週間ほどが標準的な配分
・テレビCMは考査、配信広告は審査の期間も見込む
・撮影をしない作り方や確認者の事前決定で、期間を短くできる
フリーザロックエージェントでは、放送・公開したい日から逆算したスケジュールと、費用の概算をお出しします。費用の目安はCM制作の費用相場でまとめています。

