「新聞広告って、いくらかかるの?」
「全面、5段、突出し……枠の違いがわからない」
結論から申し上げると、新聞広告の料金は「新聞の種類×枠の大きさ×色×掲載日」で決まります。公開されている料金表では、地方紙・スポーツ紙・業界紙の小さな枠は1回2万円前後から、突出しや題字下は10万円台から、業界紙の全面(全15段)は300万円台からが目安です。全国紙は料金表が公開されていないことが多く、個別のお見積もりになります。
この記事では、総合広告代理店フリーザロックエージェントが、新聞広告の枠の種類と、公開されている料金表をもとにした費用の目安、申し込みから掲載までの流れをまとめます。
新聞広告の枠の種類
新聞の紙面は、天地(縦)を「段」という単位で数えます。多くの新聞は、1ページを15段として扱い、広告の大きさを「全15段(全面)」「5段」「3段」のように表します。
| 枠 | 位置と大きさ | 特徴 |
|---|---|---|
| 全面(全15段) | 1ページすべて | インパクトが大きく、企業の発表やブランド広告に使われる |
| 記事下(5段・3段など) | 記事の下の広告欄。横幅いっぱいや、その半分など | よく使われる大きさ。商品の告知、イベント、書籍など |
| 突出し | 記事下の広告欄から、記事欄に突き出た小さな枠 | 記事のすぐそばで目に入りやすい |
| 題字下(題字横) | 1面の新聞名(題字)の下や横 | 新聞を開いて最初に目に入る位置 |
| 記事中(雑報) | 記事と記事のあいだの小さな枠 | 小さな予算で続けて掲載しやすい |
料金の目安(公開されている料金表の例)
| 新聞の種類 | 枠 | 料金の例(1回) |
|---|---|---|
| 地方紙(神戸新聞 朝刊) | 記事中(雑報)1cm×4.02cm | 35,970円(税込) |
| 地方紙(神戸新聞 朝刊) | 題字下 | 160,600円(税込) |
| スポーツ紙(デイリースポーツ 東京) | 突出し 2段 | 130,000円 |
| 業界紙(日本農業新聞) | 記事中(雑報) | 22,000円(税別) |
| 業界紙(日刊工業新聞) | 全15段 モノクロ | 3,234,000円(税別) |
※各新聞社が公開している料金表より(2026年10月に確認)。料金表の改定時期は新聞社によって異なります。最新の料金は、お見積もりの際にお調べします。
料金は、同じ新聞でも、掲載する面(1面、社会面、テレビ面など)、色(モノクロ・カラー)、朝刊・夕刊、曜日によって変わります。全国紙の料金表は一般には公開されていないことが多いため、新聞社に確認したうえでお見積もりします。
料金のほかにかかる費用
・原稿の制作費:デザイン、コピー、写真の撮影など。お手持ちの素材を使えば抑えられます。
・複数回の掲載:同じ原稿を続けて掲載すると、認知が積み重なります。回数に応じた料金になる新聞もあります。
申し込みから掲載までの流れ
| ステップ | 内容 |
|---|---|
| 1. 新聞と枠を決める | 目的、エリア、予算から新聞・枠・掲載日を決める |
| 2. 申し込み | 新聞社に枠を申し込む。人気の日や大きな枠は早めに埋まる |
| 3. 原稿の制作と審査 | 新聞の入稿規定に合わせて原稿を作り、新聞社の審査を受ける |
| 4. 入稿 | 締切までに原稿を入稿する |
| 5. 掲載 | 掲載後、反響を確かめる |
入稿の締切は新聞によって異なります。たとえば日本農業新聞では、モノクロ原稿は掲載の4営業日前、カラー原稿は7営業日前が入稿締切で、審査用の原稿はさらにその10営業日前までに提出します。原稿の制作期間も含めると、掲載希望日の1か月ほど前には準備を始めるのが安心です。
まとめ:新聞・枠・色・掲載日で料金が決まる
・小さな枠(記事中・雑報)は1回2万円前後から、突出し・題字下は10万円台から
・業界紙の全面は300万円台から。全国紙は個別のお見積もり
・同じ新聞でも、面・色・朝夕刊・曜日で料金が変わる
・審査と入稿締切があるため、1か月ほど前から準備する
新聞広告の基本は新聞広告とは、チラシの費用は新聞折込チラシの費用と配り方をご覧ください。

