【2026年最新】ラジオCMの料金|全国58局の20秒単価を局名つきで公開・制作費と総額の内訳も徹底解説

「ラジオCMって、結局いくらかかるの?」

「調べても『数万円から数十万円』としか書いていなくて、稟議が書けない……」

結論から申し上げると、ラジオCMの放送費は20秒1本あたり6,600円〜110,000円です。同じ20秒でも、局によって16倍以上の開きがあります。つまり「ラジオCMの相場」を1つの数字で語ることに意味はなく、どの局のどの時間帯を選ぶかで総額は決まります。

この記事では、総合広告代理店フリーザロックエージェントが、全国58局の20秒単価を局名つきで公開したうえで、制作費・考査対応費まで含めた総額の内訳、スポットとタイムの違い、radiko(デジタル音声)の料金までを、プロの視点で徹底解説します。

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ラジオCMの料金は「20秒6,600円〜11万円」|まず全体像をつかむ

ラジオCMの費用は、大きく「放送費(電波料)」と「制作費」の2つに分かれます。このうち、料金表として公開されているのは主に放送費のほうです。

20秒スポットCM1本あたりの放送費は、最も安い局で6,600円、在京の主要局で71,500円〜110,000円。これが2026年時点のレンジです。

「ラジオCMは安い」と言われる根拠はここにあります。テレビCMが15秒1本で数万円〜数十万円かかるのに対し、ラジオCMは地方の県域局であれば1本1万円を切ります。一方で、在京のAM局・FM局を選べば10万円を超えることもある。つまり、ラジオCMの料金は「媒体としての相場」ではなく「局選びの結果」で決まります。

費用項目目安備考
放送費(電波料)20秒1本 6,600円〜110,000円局・時間帯・本数で変動
CM制作費15万円〜50万円長尺生CMなら不要
考査対応費個別見積局ごとに必要
素材搬入費個別見積RadiPos送稿・局ごとの仕様対応
音楽・出演者の権利費使用範囲による契約期間が切れると更新料が発生
代理店手数料個別見積グロス/ネットの提示方法で実質負担が変わる

実務上の目安としては、地方の県域局にスポットCMを月30〜50本流し、CMを1本新規制作する場合で、初月の総額はおおむね40万〜70万円のレンジに収まります。2ヶ月目以降は制作費が落ちるため、放送費と手数料だけになります。

ラジオCMの料金は「1本いくら」だけでは決まりません。放送費・制作費に加えて、考査対応費や搬入費まで含めた総額で比較することが、最初のポイントです。

【エリア別・局別】ラジオCM 20秒スポットの料金一覧

ここからが本題です。多くの記事が「数万円〜」で止まっているところを、局名と金額で公開します。以下はすべて20秒スポットCM1本あたりの単価(税込・目安)です。時間帯・曜日・季節・出稿本数・期間・業種によって変動します。

関東エリア

放送局区分20秒1本の単価目安
TBSラジオAM(在京)71,500円
ニッポン放送AM(在京)71,500〜110,000円
文化放送AM(在京)55,000〜110,000円
TOKYO FMFM(在京)77,000円
J-WAVEFM(在京)77,000円
ラジオ日本AM44,000〜88,000円
InterFMFM33,000円
ラジオNIKKEI短波(全国)22,000〜44,000円
FMヨコハマFM(神奈川)44,000円
bayfmFM(千葉)22,000〜44,000円
NACK5FM(埼玉)35,000円〜
RADIO BERRYFM(栃木)18,700円
栃木放送(CRT)AM(栃木)13,750円〜
茨城放送(LuckyFM)AM/FM(茨城)13,200円
FMぐんまFM(群馬)6,600〜16,500円

在京局は関東広域に電波が届くため到達は大きくなりますが、商圏が1〜2市に限られる場合はエリアロスが大きくなります。県域局との比較検討をおすすめします。

関西エリア

放送局区分20秒1本の単価目安
MBSラジオAM(在阪)49,500〜71,500円
FM大阪FM(在阪)49,500円
ABCラジオAM(在阪)27,500〜38,500円
FM802FM(在阪)27,500円
FM COCOLOFM(在阪)25,000〜40,000円
ラジオ大阪(OBC)AM(在阪)22,000円
ラジオ関西(CRK)AM(兵庫)34,100〜49,500円
KBS京都AM(京都)34,000円
Kiss FM KOBEFM(兵庫)33,000円〜
α-STATION(FM京都)FM(京都)19,800〜37,400円
和歌山放送(WBS)AM(和歌山)19,800円〜
FM滋賀(e-radio)FM(滋賀)19,800円

東海エリア

放送局区分20秒1本の単価目安
ZIP-FMFM(愛知)38,500円
FM AICHIFM(愛知)34,100〜41,800円
東海ラジオAM(愛知)25,000円〜
SBSラジオAM(静岡)25,000円〜
FM岐阜FM(岐阜)22,000円
K-MIX(静岡FM)FM(静岡)20,900円
CBCラジオAM(愛知)18,700〜40,700円
FM三重FM(三重)16,000〜22,000円
岐阜放送(GBS)AM(岐阜)15,000〜22,000円

中京圏は他エリアより「車の中」での聴取が高い傾向があります。ドライバー層への訴求と相性の良いエリアです。

北海道エリア

放送局区分20秒1本の単価目安
STVラジオAM24,200円
AIR-G’(FM北海道)FM23,100円
HBCラジオAM22,000円
FMノースウェーブFM19,800円

九州・沖縄エリア

放送局区分20秒1本の単価目安
CROSS FMFM(福岡)34,100〜42,900円
FM FUKUOKAFM(福岡)26,400円
RKBラジオAM(福岡)24,200〜52,800円
KBCラジオAM(福岡)24,200〜52,800円
RKKラジオAM(熊本)24,000円
NBC長崎放送AM(長崎)20,000円
NBCラジオ佐賀AM(佐賀)20,000円
MBCラジオAM(鹿児島)19,800円
FM沖縄FM(沖縄)19,800円
FM長崎FM(長崎)17,600円
琉球放送(RBCiラジオ)AM(沖縄)16,500円
MRT宮崎放送AM(宮崎)15,000〜22,000円
FM佐賀FM(佐賀)13,200円
LOVE FMFM(福岡)12,000円
OBS大分放送AM(大分)11,000〜16,500円
ラジオ沖縄(ROK)AM(沖縄)11,000円

エリアで平均を取ると、関東の下限平均が約40,300円に対し、九州・沖縄は約19,300円。同じ20秒でも2倍以上の差があります。

なお東北・北陸・中国・四国は、局が単価を公開しているケースが少なく、公開情報だけでは表を埋めきれていません。ご希望の県をお伝えいただければ、その時点の正確な料金をお調べしてご返答します。

ラジオCMの料金は、局名まで下ろすと一気に具体的になります。まずは商圏に合う局を数局ピックアップし、単価を並べて比較するところから始めてください。

スポットCMとタイムCM|料金の決まり方がまったく違います

ラジオCMの買い方は大きく2つあります。ここを取り違えると、見積の前提が噛み合いません。

項目スポットCMタイム(番組提供)CM
料金の単位1本いくら(20秒6,600円〜)月いくら(15万円〜)
契約期間1週間〜。期間・本数を自由に設計原則2クール(6ヶ月)以上
独占性なし帯番組・箱番組は1業種1社
提供クレジットなしあり(番組の信頼が乗る)
向いている目的短期間で反復接触を積む特定層への継続接触・企業信頼の獲得
リスク本数を積まないと認知に届かない番組改編のリスク・期中解約に制約

タイムCMの料金イメージ(関東圏の相場例)

形態月額の目安
ニュース/天気/交通情報の情報枠(20秒・週1回)15万〜30万円
オリジナル5分コーナー(週1回)50万円程度〜
オリジナル30分番組(週1回)150万円程度〜
長尺生CM(60秒・120秒など)12万円程度〜/回

初めてラジオCMを検討される場合は、まずスポットCMから入るのが定石です。1週間単位で調整でき、効果が読めた段階でタイムへ移行できるためです。

スポットは「1本いくら」、タイムは「月いくら」。同じラジオCMでも料金体系が別物なので、見積を取るときは必ずどちらの話かを揃えてください。

ラジオCMの制作費は15万円〜|「制作費0円」で出す方法もあります

放送費と並んで気になるのが制作費です。ラジオCMの制作費は、内容によって次のように変わります。

制作パターン費用の目安特徴
長尺生CM(原稿のみ)制作費なしパーソナリティが原稿を読む形式。最も安い
ラジオ局のスタジオで制作3万〜15万円安いが、その局以外で使いにくい場合がある
20秒CM(ナレーター1名+BGM)15万円前後最も一般的な構成
音楽・効果音を作り込む/タレント起用30万〜50万円サウンドロゴなどクオリティを上げる場合

制作費をかけたくない場合、選択肢は2つあります。ひとつは「長尺生CM」を選ぶこと。もうひとつは、既存のテレビCMやWeb動画の音声を転用することです。

また、ラジオCMの制作費は映像広告の1/5〜1/10程度、制作期間も映像の2〜3ヶ月に対して1〜2週間で済みます。「まず1本作って試したい」という段階の企業にとって、この差は小さくありません。

注意点として、ラジオ局のスタジオで制作した素材は、その局以外での使用が難しいケースがあります。複数局で使う予定がある場合は、制作の段階でご相談ください。

制作費は15万円前後が一般的ですが、長尺生CMなら0円、既存素材の転用でも大きく圧縮できます。「制作費が出せないから見送る」判断は、まだ早いかもしれません。

放送費・制作費以外にかかる4つの費用

ラジオCMの費用を調べても、多くの記事は放送費と制作費の2つしか説明していません。実際の請求書には、それ以外の項目も並びます。ここを先に知っておくと、社内での予算取りがずれません。

  1. 考査対応費:企業考査・CM原稿考査の書類準備と局対応。局ごとに必要で、初めて取引する局ほど期間も費用も膨らみます
  2. 素材搬入費:オンライン送稿システムRadiPosへの登録・搬入と、局ごとの技術仕様への対応。出稿する局が増えるほど作業量が増えます
  3. 音楽・出演者の権利費:楽曲使用料やナレーター・タレントの使用期間に応じた費用。契約期間が切れると更新料が発生します
  4. 代理店手数料:枠の手配・進行管理・考査対応の対価。グロス/ネットのどちらで提示されているかで実質負担が変わります

特に見落とされやすいのが、素材搬入まわりです。ラジオCMの素材搬入基準は2024年11月1日に現行版の適用が始まり、旧基準(2020年1月改訂版)で制作された素材の放送局での受け入れは2026年3月31日をもって終了しました。手元の素材をそのまま使えるとは限りません。

他社で制作した素材を持ち込む場合は、この仕様への適合をあらかじめご確認ください。フリーザロックエージェントでは、新基準への調整もあわせてお引き受けしています。

総額は「放送費+制作費」だけでは出ません。考査・搬入・権利・手数料まで含めて見積を取り、他社と同じ条件で比較してください。

radiko(デジタル音声)の料金は「CPM700円〜・最低50万円」

近年は、地上波ラジオと並行してradikoのオーディオアドを検討するケースが増えています。radikoは月間ユーザー数が約850万人。料金の考え方は地上波とまったく異なり、1,000回聴取あたりの単価(CPM)で決まります。

タイプターゲティングCPM(1,000回聴取あたり)
XShort Spot Ad(10秒)/指定なし700円
Aデモグラフィック/興味・関心1,200円〜
B聴取データ/位置情報(過去)2,200円〜
C行動偏差値データ3,200円〜
D位置情報(リアルタイム)4,200円〜

最低出稿金額は50万円、最低出稿期間は1週間から。完全聴取完了課金のため、最後まで聴かれた場合のみ課金されます。

地上波との最大の違いは、効果が数字で見えることです。インプレッション・完全聴取率・クリックに加えて、50万円以上の出稿ではブランドリフト調査と位置情報による来店計測が無償で付帯します。「ラジオは効果が見えない」という社内の反論には、ここで答えられます。

地上波ラジオの平日平均聴取時間は10代0.1分・20代0.6分に対し、60代26.1分。10〜20代がメインターゲットの場合、地上波ではなくradikoやSpotify・ポッドキャストへの振り替えをご提案しています(総務省 令和7年度調査)。

radikoは最低50万円からと地上波より単価は高いものの、ターゲティングと効果測定ができます。地上波で届かない層は、こちらで取るのが現実的です。

予算別|ラジオCMの買い方の例

ここまでの料金を踏まえて、予算ごとの現実的な組み方を示します。あくまで一例で、エリアと目的によって最適解は変わります。

月予算買い方の例向いているケース
20万円〜県域局のスポット中心+長尺生CM(制作費なし)。エリアを絞って出稿ラジオCMが自社に効くか検証したい/広告予算が月数十万円
50万円〜地方局・在阪/中京局のスポット+収録型CM制作。3ヶ月継続で反復接触を積む商圏が県単位/指名検索・来店・採用応募を増やしたい
100万円〜スポット+タイム提供+radikoオーディオアドの併用。来店・購買まで検証複数県または全国で展開/効果を数値で示す必要がある

ラジオは反復接触で効く媒体です。同じ50万円なら、高い局に10本流すより、単価の安い局と時間帯に振り替えて本数を確保したほうが結果につながることが少なくありません。

参考までに、広告費1,000万円を投下したときの1,000人あたり到達コストを媒体間で比較した試算では、ラジオが467円、テレビが1,001円という結果が示されています(ニッポン放送資料をもとにした試算値。公的統計ではありません)。同じ予算で流せる本数は、ラジオ105回に対しテレビ9回でした。

月20万円から始められ、50万円で継続運用、100万円でradikoまで含めた設計に広がります。まずはご予算をお伝えいただければ、その範囲で成立する組み方をご提案します。

ラジオCMの料金に関するよくある質問

最低いくらから出稿できますか?

スポットCMは20秒1本6,600円(税込・目安/FMぐんま等の県域局)からです。ただし1本では認知に届かないため、実務上は月20万円程度からのご提案が多くなります。radikoオーディオアドは最低出稿50万円からです。

同じ局でも料金が変わるのはなぜですか?

時間帯・曜日・季節・出稿本数・期間・総予算・業種によって変動するためです。朝の通勤帯が最も高く、深夜が安くなるのが一般的です。本数が多い場合や定期契約の場合は、単価を下げられることがあります。

放送局に直接申し込めば安くなりますか?

原則として広告会社を経由する取引慣習になっています。また複数局に出稿する場合は局ごとに考査・搬入・請求が発生するため、代理店経由のほうが実務負担は小さくなります。

見積から放送までどれくらいかかりますか?

CM素材が既にある場合は最短2週間程度、新規制作を含む場合は1ヶ月〜1ヶ月半をおすすめしています。最も時間を要するのは考査(企業考査+原稿考査で1〜3週間)です。

ラジオ広告の市場は縮小していませんか?

2025年のラジオ広告費は1,153億円・前年比99.2%と、ほぼ横ばいです。新聞(91.8%)や雑誌(96.3%)が大きく落ち込むなか、マスコミ四媒体では最も減少幅が小さい媒体でした。またラジオデジタル(radiko等)は前年比111.8%と二桁で伸びています(電通「2025年 日本の広告費」)。

料金の疑問は、ほとんどが「どの局を、いつ、何本」に落とすと解消します。判断に迷う段階でも、遠慮なくご相談ください。

まとめ:ラジオCMの料金は『局を選べば、1本6,600円から動かせる』

ラジオCMの料金は、20秒1本6,600円〜110,000円。同じ20秒でも局によって16倍以上の開きがあり、「相場」を1つの数字で語ることに意味はありません。大切なのは、商圏に合う局を選び、放送費・制作費・考査対応費・搬入費・権利費・手数料まで含めた総額で比較することです。

制作費は15万円前後が一般的ですが、長尺生CMなら0円、既存素材の転用でも圧縮できます。地上波で届かない若年層は、radikoやSpotifyへ振り替える設計も可能です。

フリーザロックエージェントでは、全国の民放ラジオ99局とradikoを横断して取り扱い、ご予算から逆算して「どの局のどの時間帯を何本」までを設計します。局別の料金一覧と本数の目安は、最短30分でお出しします。

「うちの商圏ならどの局が合う?」「この予算で何本流せる?」といったご相談も大歓迎です。お気軽にお問い合わせください。

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