📄 無料ダウンロードシネアド媒体資料(PDF)資料をもらう ▶「CMの秒数って、15秒と30秒でそんなに違うもの?」
「うちの伝えたいことが多いのに、15秒に収まるイメージが持てない……」
結論から申し上げると、CMの秒数に「唯一の正解」はなく、出す媒体によって“基準になる尺”がまったく違います。テレビCMは15秒が基準、ラジオCMは20秒が基準、そしてシネアド(映画館広告)は30秒・60秒といった長尺が主役になれる、数少ない動画媒体です。
この記事では、シネアドの専門家であるフリーザロックエージェントが、媒体別のCM秒数の規格・秒数と料金/制作費の関係・秒数別のクリエイティブ設計の考え方を、プロの視点で徹底解説します。
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CMの秒数(尺)とは?まず押さえるべき3つの前提
CMの秒数(業界では「尺(しゃく)」と呼びます)とは、1本のCMが流れる時間の長さのことです。尺は「自由に何秒でもよい」わけではなく、媒体ごとに販売されている規格が決まっています。
まず押さえておきたい前提は次の3つです。
- 尺の規格は媒体ごとに違う(テレビは15秒基準、ラジオは20秒基準、シネアドは15秒単位で長尺も可)
- 尺が2倍になっても、媒体費はぴったり2倍にはならない(割高になる媒体もある)
- 尺は「情報量」ではなく「見られ方」で決めるのが失敗しないコツ
特に3つめが重要です。同じ30秒でも、テレビの前で家事をしながら聞かれる30秒と、暗い映画館で強制視認される30秒は、届く情報量がまったく違います。
CMの秒数は媒体ごとの規格に沿って選ぶもの。そして「何秒入るか」より「どう見られるか」を起点に決めるのが失敗しない考え方です。
媒体別のCM秒数の規格を一覧比較

主要な動画・音声媒体の秒数規格を整理すると、次のようになります。媒体ごとに「基準の尺」と「長尺の自由度」が大きく違うことがわかります。
| 媒体 | 基準の尺 | 選べる尺の例 | 長尺の自由度 | 見られ方の特徴 |
|---|---|---|---|---|
| シネアド(映画館広告) | 30秒 | 15秒/30秒/60秒(60秒超は劇場へ事前相談) | 高い(60秒超や120秒以上の実績も) | 暗闇・大音量でながら見できない |
| テレビCM(スポット) | 15秒 | 15秒/30秒/60秒/120秒(15秒の倍数が中心) | 中(長尺は枠が限られる) | ながら見・ザッピングが起きやすい |
| テレビCM(タイム/番組提供) | 30秒 | 30秒/60秒 | 中 | 番組との関連づけがしやすい |
| ラジオCM | 20秒 | 5秒/10秒/20秒/40秒/60秒(局により180秒も) | 中 | 音声のみ。原稿の文字数で設計する |
| Web動画・SNS広告 | 6〜15秒 | 6秒/15秒/30秒/長尺 | 高い | スキップ・スクロール前提 |
テレビCMが15秒を基準にしているのに対し、ラジオCMの基準は20秒で、原稿の文字数の目安は20秒で約100字、40秒で約200字、60秒で約300字と言われています。媒体ごとに“ものさし”が違うため、同じ台本を横流しすると必ずどこかで破綻します。
一方でシネアドは15秒単位で柔軟に設計でき、30秒・60秒が主役として扱われる媒体です。業界資料でも15秒・30秒・60秒が標準とされ、60秒を超える長尺は劇場への事前相談で対応するのが一般的です。
「テレビ=15秒/ラジオ=20秒/シネアド=30秒・60秒」が基準。長尺で世界観を語りたい広告こそシネアドと相性が良い、という整理になります。
シネアド(映画館広告)の秒数はどう選ぶ?15秒・30秒・60秒の使い分け

15秒|認知の“回数”を稼ぎたいとき
既存のテレビCM素材をそのまま活かせるのが最大の利点です。商品名とベネフィットを1つに絞り、まずスモールスタートで映画館の反応を見たいケースに向きます。
30秒|シネアドの“標準サイズ”
課題提示→解決→ブランド提示という最小限のストーリーが成立する尺です。制作コストと訴求力のバランスが最も良く、迷ったら30秒が基本線になります。
60秒|シネアドの強みを最大化する尺
映画館の観客は席を立てず、スキップもできません。この無駄撃ちゼロの環境では、60秒の物語やブランドムービーが「予告編の一部」のように受け止められます。採用ブランディングや大学・自治体のイメージ訴求では、60秒が最も費用対効果を発揮しやすい選択です。
60秒超の長尺|企画次第で相談可能
120秒前後の長尺を上映した事例も増えています。ただし劇場の上映スケジュールに影響するため、枠の空き状況と併せて事前相談が必須です。フリーザロックエージェントでは、劇場ごとの上限尺と空き枠を確認したうえでご提案します。
シネアドは「15秒=テスト・回数」「30秒=標準」「60秒=強みの最大化」。長尺が武器になる数少ない動画媒体です。
CMの秒数は料金にどう影響する?費用の考え方
広告主が最も気にされるのが「尺を伸ばすといくら高くなるのか」です。ここは媒体によってロジックが異なります。
| 費用の内訳 | 秒数を伸ばしたときの動き | 注意点 |
|---|---|---|
| 媒体費(シネアド) | 尺に応じた料金設定が基本。劇場・期間の影響がより大きい | 同じ尺でも劇場規模・出稿期間で大きく変動する |
| 媒体費(テレビCM) | 15秒→30秒で単純な2倍以上になる料率が使われることがある | 長尺は枠の選択肢が狭まる |
| 媒体費(ラジオCM) | 20秒を基準に、40秒・60秒で段階的に上がる | 原稿の文字数に上限があるため台本設計が先 |
| 制作費 | 長尺ほどカット数・撮影日数が増え上がりやすい | 既存素材の再編集なら大幅に圧縮できる |
| DCP変換費(シネアド) | 尺による差は小さい | 上映用フォーマット変換のため別途必要 |
シネアドの費用は「劇場規模 × 出稿期間 × 作品連動」の3要素で決まり、最安5万円からのスモールスタートも可能です。つまり尺を伸ばすより、劇場と期間の設計を見直すほうが予算インパクトは大きいというのが実務上の感覚値です。具体的な料金の仕組みは、映画館広告(シネアド)は実はコスパ最強?費用の仕組みと「意外な安さ」を徹底解説で詳しく整理しています。
「60秒にしたら予算が倍になるのでは?」と心配される方が多いですが、シネアドでは劇場数・期間の調整で吸収できるケースが少なくありません。まずは尺ありきで概算をお出しします。
秒数だけで費用は決まりません。シネアドは劇場・期間の設計余地が大きいため、尺を諦める前に組み合わせの見直しが有効です。
秒数別のクリエイティブ設計|入る情報量の目安
尺が決まったら、次は「その中に何を入れるか」です。目安として、以下の情報量で設計するとメッセージがぼやけません。
| 尺 | 伝えるメッセージ数 | 構成の型 | 向いている目的 |
|---|---|---|---|
| 15秒 | 1つ | 結論→ブランド提示 | 商品名・キャンペーンの想起 |
| 30秒 | 1〜2つ | 課題→解決→ブランド提示 | サービス理解・比較検討の後押し |
| 60秒 | 2〜3つ | 物語→転換→ブランド提示 | ブランド好意形成・採用訴求 |
| 60秒超 | 3つ以上 | ドキュメンタリー/短編構成 | 企業理念・地域や自治体のイメージ訴求 |
どの尺でも共通する鉄則は冒頭5秒です。映画館は暗転直後に集中が最も高まるため、冒頭で「誰に向けた話か」を提示できると、その後の情報が一気に入りやすくなります。
- 音声だけで意味が通るか(ラジオCM転用の可否も見えます)
- 最後の3秒でブランド名・URL・QRが視認できるか
- 既存のテレビCM素材を短縮/延長して流用できないか
尺ごとに「入れるメッセージ数」を先に決め、冒頭5秒とラスト3秒を固定するのが、秒数設計の再現性ある進め方です。
業種別|おすすめのCM秒数パターン
- 不動産・住宅:30秒。物件の世界観と問い合わせ先の両立が必要なため標準尺が最適
- 採用ブランディング:60秒。働く人の表情や言葉を残す時間が成果に直結
- 大学・専門学校:60秒。オープンキャンパス訴求は情緒+日程告知の二段構え
- 自治体・観光:60秒〜長尺。風景と物語を尺で買う発想が有効
- 小売・飲食:15秒+30秒の併用。回数で覚えてもらい、詳細は30秒で補う
- BtoB・テック:30秒。専門用語を1つに絞り、続きはWebへ誘導
シネアドは劇場・作品を選ぶことで客層を絞ったピンポイント出稿ができます。業種別の活用イメージは、シネアドとは?効果や費用相場、メリット・デメリットまで広告代理店が徹底解説も併せてご覧ください。
「認知の回数を買う」なら短尺、「好意と理解を買う」なら長尺。目的から逆算すれば秒数は自然に決まります。
秒数を決める前に確認したい入稿・考査の注意点

- 劇場ごとの上限尺を確認する(60秒超は事前相談が前提)
- 上映用フォーマット(DCP)への変換期間を逆算する
- 考査(広告表現のチェック)で修正が入る余地を見込んでスケジュールを組む
- テレビCM素材を流用する場合、尺の再編集とテロップの可読性を確認する
- 2週間単位の入れ替えサイクルに合わせて入稿締切を押さえる
尺を長くするほど、制作と考査に必要な日数も伸びます。上映開始日から逆算したスケジュール設計が、秒数選びと同じくらい重要です。
秒数は「作れるか」だけでなく「間に合うか」でも決まります。劇場の規定と締切から逆算して確定させましょう。
CMの秒数に関するよくある質問
Q. テレビCMの15秒素材をそのままシネアドに使えますか?
多くの場合、上映用フォーマットへの変換を行えば活用できます。新規制作なしで始められるため、初回出稿では有力な選択肢です。
Q. 15秒と30秒、迷ったらどちらですか?
シネアドでは30秒をおすすめしています。映画館は最後まで視聴される環境のため、15秒では強みを使い切れないケースが多いためです。
Q. 60秒にすると媒体費は倍になりますか?
媒体によって料率の考え方が異なります。シネアドでは劇場・期間の設計余地が大きいため、必ずしも倍額になるとは限りません。個別に概算をお出しします。
Q. ラジオCMとシネアドで同じ台本を使えますか?
基準の尺が20秒と30秒で異なるため、そのままの流用は不向きです。ただしクロスメディア戦略として、同じキーメッセージを尺ごとに作り分けるのは非常に有効です。
秒数の疑問はほぼ「流用できるか」「高くなるか」の2点。どちらも既存素材と枠の設計次第で解決できます。
まとめ:CMの秒数は『媒体の見られ方から逆算して決める』
CMの秒数について、本記事の要点を整理します。
・基準の尺は媒体ごとに違う(テレビ15秒/ラジオ20秒/シネアド30秒・60秒)
・シネアドは15秒単位で柔軟に設計でき、60秒超も事前相談で対応できる長尺に強い媒体
・費用は秒数だけでなく「劇場規模 × 出稿期間 × 作品連動」で決まり、最安5万円からのスモールスタートも可能
・尺ごとに入れるメッセージ数を決め、冒頭5秒とラスト3秒を固定するとブレない
・上限尺・DCP変換・考査の日数を逆算し、上映開始日から組み立てる
シネアドは、「中小企業だから無理」「伝えたいことが多いから動画広告は難しい」と諦めるにはあまりに惜しい、コスパと到達品質を両立した動画広告です。
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