「新店舗のオープンを、商圏の人にしっかり知ってもらいたい」
「チラシやWeb広告だけで、オープン日に人が集まるのか不安……」
新店舗の出店や施設の開業を控えたご担当者から、こうしたご相談をよくいただきます。結論から申し上げると、シネアド(映画館広告)は、出店先の近くにある映画館を選んで、オープン日という「日付のある情報」を大画面で届けられる告知手段です。1劇場・15秒・2週間から始められるため、オープン前後の短い期間に絞った使い方とも相性が良いメディアです。
この記事では、総合広告代理店であるフリーザロックエージェントが、新店舗オープン・開業告知にシネアドを使う理由、具体的な5つの活用パターン、オープン日から逆算するスケジュール、劇場と作品の選び方、費用の目安まで、プロの視点で徹底解説します。
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1. 新店舗オープン・開業告知でよくある3つの悩み
オープン告知は、期日が決まっている一度きりの勝負です。現場でよく聞く悩みは、おおむね次の3つに集約されます。
- 商圏の人に届いているか分からない:Web広告は細かく配信先を絞れる一方で、スクロールの途中で流し見されやすく、「本当に見てもらえたか」の実感を持ちにくい。
- 情報量が足りない:チラシや看板では、店内の雰囲気やサービスの魅力まで伝えきれない。
- オープン日に間に合わせる段取りが読めない:媒体ごとに申込期限や制作期間が違い、どこから手をつけるべきか判断しにくい。
シネアドは、これらの悩みのうち「届け方」と「伝えられる情報量」を補う手段として検討されることが多い媒体です。チラシやWeb広告の代わりではなく、組み合わせて使う告知の柱のひとつとして考えるのが現実的です。
オープン告知の悩みは「届け方・情報量・段取り」の3つ。シネアドはこのうち届け方と情報量を補う選択肢になります。
2. オープン告知にシネアド(映画館広告)が向いている3つの理由
シネアド(映画館広告)とは、映画館のスクリーンで本編上映前に流れる動画CMのことです。国内では年間1億4,444万人(2024年・日本映画製作者連盟調べ)が映画館に足を運んでいます。オープン告知の観点から見ると、次の3つの特徴があります。

理由1:出店先の商圏にある劇場を選んで出せる
シネアドは劇場単位で出稿先を選べます。本社の所在地ではなく、新しく出店する場所の近くにある映画館を選べば、来店してほしい地域の人に向けて告知できます。フリーザロックエージェントは全国47都道府県・95%以上の映画館に対応しているため、地方都市や郊外の出店でも候補となる劇場を探せます。
理由2:ながら見できない大画面で、お店の雰囲気まで伝えられる
暗い客席でスマートフォンの操作も控える映画館では、観客の視線はスクリーンに向かいます。巨大スクリーンと大音量で、店内の様子や商品、スタッフの雰囲気を映像で見せられるのは、静止画中心のチラシや看板にはない強みです。
理由3:「◯月◯日オープン」を短期集中で告知しやすい
最小単位は1劇場・15秒・2週間で、動画データがあれば最短2週間で上映を始められます。オープン日の2週間前から当日までなど、告知したい期間にあわせて上映期間を区切れるため、期日のある情報と相性が良い媒体です。
商圏の劇場を選べる・映像で雰囲気を伝えられる・期間を区切れる。この3点が、オープン告知でシネアドが検討される理由です。
3. 新店舗オープン・開業告知での5つの活用パターン
オープン告知といっても、目的によってCMの内容や上映のタイミングは変わります。代表的な5つのパターンを紹介します。
- オープン日の予告:「◯月◯日、◯◯駅前にオープン」と日付・場所を伝える、もっとも基本的な使い方です。オープン前の2週間に集中させるのが一般的です。
- プレオープン・内覧会・見学会への誘導:住宅展示場、クリニック、学習塾、式場など、事前の見学や予約が来店のきっかけになる業態に向いています。予約ページへのQRコードを最後に表示します。
- オープン記念キャンペーンの告知:期間限定の特典やイベントを伝え、オープン直後の来店を後押しします。キャンペーン期間とシネアドの上映期間をそろえるのがポイントです。
- 採用告知との同時展開:新店舗ではスタッフ募集も同時に動いていることが少なくありません。同じ商圏の劇場で、オープン告知と採用告知を別の尺・別の期間で流す使い方もあります。
- リニューアル・周年の告知:新規出店でなくても、改装オープンや周年イベントなど「日付のある集客」は同じ考え方で設計できます。
目的が「認知」「予約」「来店」「採用」のどれかによって、CMの最後に置く情報(日付・QR・特典)を変えるのがコツです。
4. オープン日から逆算するシネアドのスケジュール
シネアドは動画データがあれば最短2週間で上映できますが、オープン告知ではオープン日の2週間前には上映が始まっている状態を目指すと、余裕を持って準備できます。動画をこれから作る場合は、さらに制作期間を見込んで逆算します。以下は一般的な目安です。

| 時期(オープン日から逆算) | やること | ポイント |
|---|---|---|
| 8〜6週前 | 相談・劇場と作品の候補出し | 出店先から近い劇場と、上映期間に公開される作品を確認 |
| 6〜5週前 | 申込・上映スケジュールの確定 | 上映開始日をオープン日の2週間前に置くのが目安 |
| 5〜4週前 | CM動画の制作・既存素材の手直し | オープン日・場所・QRを入れた15秒または30秒に |
| 4〜3週前 | 入稿・DCP変換・考査(審査) | 上映用データ(DCP)への変換と考査はフリーザロックエージェントが代行 |
| 2週前〜オープン日 | 上映 | オープン後もキャンペーン期間中は継続する選択肢あり |
※劇場の空き状況や考査の内容によって必要な期間は変わります。オープン日が決まった段階で早めにご相談いただくと、選べる劇場・作品の幅が広がります。映画館の本編前の広告枠や時間の考え方は「映画館の広告は何分?本編前の広告・予告の時間と4つの枠の違い」で詳しく解説しています。
オープン日の2週間前に上映開始、そこから逆算して6〜8週前に相談を始めるのが、無理のない進め方です。
5. オープン告知での劇場と作品の選び方
劇場は「出店先から近いか」で選ぶ
まず確認したいのは、出店先と同じ市区町村、または隣接する地域に映画館があるかどうかです。来店につなげたい告知では、店舗に通える範囲の劇場を優先します。ショッピングモール内の店舗であれば、同じモールや近隣の商業施設に入っている映画館が候補になります。
作品は「来店してほしい客層」で選ぶ
シネアドは上映する作品を指定して出稿できます。作品ごとに来場する客層が異なるため、業態にあわせて作品を選ぶことで、届けたい相手に絞り込めます。
| 業態の例 | 来店してほしい客層 | 作品選びの考え方 |
|---|---|---|
| 学習塾・習い事教室 | 小中学生と保護者 | ファミリー向けアニメ・実写作品 |
| 住宅展示場・工務店 | 子育て世代の夫婦 | ファミリー向け作品、話題の大作 |
| 飲食店・カフェ | カップル・友人グループ | 恋愛・青春・話題作など幅広い作品 |
| クリニック・整骨院 | 近隣に住む幅広い年代 | 上映回数の多い作品で接触の機会を確保 |
| 自動車販売店 | ファミリー層・大人の観客 | アクション・大作など大人向け作品 |
上映時期ごとの注目作品は「シネアドで狙うべき冬の映画13選とターゲット別活用法」、映画館に来る人の特徴は「映画館の客層は?来場者特性とシネアド活用術」もあわせてご覧ください。
劇場は「近さ」、作品は「客層」で選ぶ。この2軸で考えると、オープン告知の出稿先を絞り込みやすくなります。
6. オープン告知のシネアド費用の目安
シネアドの費用は、主に劇場の規模・上映期間・CMの秒数・作品の指定で決まります。フリーザロックエージェントの料金プラン例は次のとおりです。
| プラン例 | 内容の目安 | 費用の目安 |
|---|---|---|
| ミニマムプラン | 中小規模劇場/1作品指定/2週間/15秒 | 5万円〜 |
| スタンダードプラン | 都内主要シネコン/4週間/15秒 | 50万円〜 |
| リッチプラン | 特定エリア全館/全スクリーン上映 | 要お見積り |
※放映料の目安です。別途、上映関連費(DCP制作費等)が必要です。劇場・作品・空き枠によって変動します。
1店舗のオープン告知であれば、まずは出店先に近い1劇場・2週間・15秒のスモールスタートから検討し、複数店舗を同時に出す場合やエリア一帯で認知を広げたい場合に、劇場数や期間を増やしていくのが現実的です。
シネアドは5万円から始められます。1店舗なら1劇場・2週間から、多店舗なら劇場を増やして設計します。
7. オープン告知のCMを作るときの4つのポイント
- 「いつ・どこで」を最後まで残す:オープン日と場所(最寄り駅・施設名)は、CMの最後に数秒間表示し続けると伝わりやすくなります。
- QRコードで次の行動を用意する:予約ページ、キャンペーンページ、地図などにつなげます。大画面のため、客席からも読み取りやすい大きさにできます。
- 15秒に情報を詰め込みすぎない:伝えることは「店の魅力ひとつ+日付・場所」程度に絞ります。伝えたいことが多い場合は30秒を検討します。
- 既存の動画も活用できる:テレビCMの素材や、YouTube・SNS用に作った動画も、映画館用に整えて使えます。ゼロからの制作もご相談いただけます。
効果の振り返りには、来店時のアンケート(何で知ったか)、QRコードの読み取り数、予約数の推移などを組み合わせるのが一般的です。詳しくは「シネアドの効果測定はどうやる?5つの計測手法とKPI設計」で解説しています。
日付と場所を最後まで見せ、QRで次の行動を用意する。これがオープン告知CMの基本形です。
8. よくある質問
Q. オープン日がまだ確定していなくても相談できますか?
A. 可能です。出店エリアと時期の見込みが分かれば、候補となる劇場や概算費用をご案内できます。日付が決まってから上映期間を確定する進め方もできます。
Q. 1店舗だけの出店でも出稿できますか?
A. はい。1劇場・15秒・2週間という最小単位から出稿でき、予算5万円台から実施できます。
Q. 動画素材がなくても大丈夫ですか?
A. 問題ありません。新規制作のほか、既存のPR動画やSNS用の素材を映画館向けに整えることもできます。上映用データ(DCP)への変換や考査の手続きもフリーザロックエージェントが代行します。
Q. オープン後も続けたほうがよいですか?
A. 目的によります。オープン記念キャンペーンを実施する場合は、キャンペーン期間中も上映を続ける選択肢があります。周年やリニューアルなど、次の「日付のある集客」にあわせて再度出稿する使い方もあります。
まとめ:新店舗オープン告知のシネアドは『商圏に日付を届けるメディア』
新店舗オープン・開業告知でシネアドを使うポイントを、あらためて整理します。
- 出店先の近くにある劇場を選び、来店してほしい商圏の人に告知できる
- ながら見できない大画面で、店内の雰囲気や商品まで映像で伝えられる
- 1劇場・15秒・2週間から始められ、オープン前後の期間に区切って出稿できる
- オープン日の2週間前に上映開始を目安に、6〜8週前から準備を始めるとスムーズ
シネアドは、「大企業の広告」と諦めるにはあまりに惜しい、出店エリアに絞って使える動画広告です。
フリーザロックエージェントでは、出店先・ご予算・オープン日に合わせて最適な劇場・作品・尺・期間をご提案し、空き枠の確認から制作・入稿までワンストップでサポートしています。
「この出店エリアで出せる劇場はある?」というご相談も大歓迎です。まずはお気軽にお問い合わせください。
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