📄 無料ダウンロードシネアド媒体資料(PDF)資料をもらう ▶「TOHOシネマズの広告料金って、いくらぐらいなのだろう?」
「公式サイトを探しても料金表が見つからない……」
結論から申し上げると、TOHOシネマズの広告(シネアド)料金には、Web上で公開されている一律の料金表が存在しません。劇場・作品・尺・期間・出稿パターンの組み合わせで金額が変わる「個別見積もり型」の媒体だからです。
ただし、料金が決まる仕組みそのものはきちんと整理できます。この記事では、シネアドの専門家であるフリーザロックエージェントが、TOHOシネマズの広告メニュー・料金を左右する5つの変数・見落としやすい付帯費用・申込窓口までを、プロの視点で徹底解説します。
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TOHOシネマズが広告媒体として強い理由
TOHOシネマズは、東宝グループが全国展開するシネマコンプレックスチェーンです。まずは「広告媒体としてのTOHOシネマズ」がどれくらいの規模を持つのか、公表情報から確認しておきましょう。
| 項目 | 公表されている内容 |
|---|---|
| 劇場・スクリーン規模 | 全国77サイト・723スクリーン(共同経営5サイト56スクリーンを含む/2026年6月末時点の会社案内より) |
| ネットワーク範囲 | 29都道府県をカバー(共同経営含む) |
| 年間アプローチ可能人数 | 年間4,500万人以上 |
| 最小出稿単位 | 1劇場・1作品・15秒素材の上映から |
| 長期割引 | 3ヶ月以上の継続出稿で長期割引の設定あり |
注目すべきは、「1劇場・1作品・15秒から出稿できる」とTOHOシネマズ自身が明示している点です。映画館広告というと全国一斉の大型キャンペーンを想像しがちですが、実際には商圏を絞ったスモールスタートが公式に認められているのです。
また、TOHOシネマズは都市部のターミナル立地に大型館を構えるケースが多く、繁華街の生活動線に沿ったブランディングと相性が良いという特徴があります。チェーンごとの立地戦略の違いは、日本の映画館興行チェーン全一覧と業界地図で詳しく整理しています。
※上記の数値は各社の公表資料に基づくものです。劇場数・スクリーン数は新規開業や改装により変動するため、実際の出稿検討時には最新の媒体資料でのご確認をおすすめします。
TOHOシネマズは全国77サイト・723スクリーン、年間4,500万人規模のネットワークでありながら、1劇場・15秒からの小規模出稿にも対応している媒体です。
TOHOシネマズで出稿できる広告メニューの種類

「TOHOシネマズの広告」と一口に言っても、実際にはスクリーン内外に複数のメニューが存在します。TOHOシネマズが媒体案内で挙げているのは、大きく分けてスクリーン広告と劇場内プロモーションの2系統です。
① スクリーン広告(シネアド)
映画本編の上映前に、劇場の大スクリーンで流す動画CMです。暗転した空間で、観客が着席しスクリーンに視線を向けている状態で再生されるため、スキップも離脱も発生しません。この「ながら見できない」環境こそが、シネアド最大の価値です。
スクリーン広告はさらに、出稿の当て方によって2つのパターンに分かれます。
| 出稿パターン | 内容 | 向いているケース |
|---|---|---|
| 作品指定上映 | 特定の映画作品の上映回にCMを流す | ターゲット層が明確(アニメでファミリー、話題作でZ世代など) |
| 全スクリーン上映 | 対象劇場の全スクリーンでCMを流す | 商圏内の来場者に広くリーチしたい地域密着ビジネス |
② 劇場スタッフによるサンプリング
入場口で劇場スタッフがチラシ・リーフレット・試供品などを来場者に直接手渡すメニューです。CMで認知させた直後に現物を渡せるため、「観る」と「手に取る」を映画館の中で完結できるのが強みです。
③ その他の劇場内メニュー
劇場やチェーンによって、ポスター・リーフレットの設置、ロビーでのデモンストレーション、レストルーム広告、シアターレンタル(貸切上映会・発表会)などが用意されている場合があります。取扱いの可否は劇場ごとに異なるため、企画段階での確認が必要です。
TOHOシネマズの広告は、スクリーン広告(作品指定/全スクリーン)を軸に、サンプリングや館内掲出を組み合わせて設計するのが基本形です。
TOHOシネマズの広告料金が「公開されていない」理由
検索してもTOHOシネマズの料金表が出てこないのには、明確な理由があります。シネアドは在庫が固定されておらず、条件次第で提供できる価値が大きく変わる媒体だからです。
たとえば同じ「15秒・2週間」でも、都心の大型館の話題作枠と、地方単館の平日回とでは、届く人数が桁違いになります。一律の定価を掲げること自体に無理があるため、個別見積もり型が業界標準となっているのです。
また、シネアドの広告枠は先着優先で埋まっていく性質があり、企画作品や特別上映は対象外となるケースもあります。「料金を調べてから動く」よりも、まず空き枠を押さえながら並行して見積もりを取るほうが、結果的に希望条件で出稿しやすくなります。
TOHOシネマズの広告料金が非公開なのは、劇場・作品・時期によって提供価値が大きく変動するためであり、個別見積もりが前提の媒体設計になっています。
TOHOシネマズの広告料金を決める5つの変数

料金表がない以上、「何によって金額が動くのか」を理解しておくことが、予算設計の最短ルートになります。シネアドの見積もりを左右するのは、主に次の5つの変数です。
| 変数 | 内容 | 料金への影響 |
|---|---|---|
| ① 劇場数・エリア | 1館のみか、県内複数館か、全国か | 最も影響が大きい。館数に概ね比例して増加 |
| ② 上映パターン | 作品指定か、全スクリーン上映か | 全スクリーンは接触機会が増える分、単価が上がる傾向 |
| ③ CMの尺 | 15秒/30秒/60秒以上の長尺 | 尺が長いほど上映料は上昇 |
| ④ 出稿期間 | 2週間単位のスポットか、数ヶ月〜年間のレギュラーか | 長期ほど期間あたり単価は下がりやすい(TOHOシネマズは3ヶ月以上で長期割引) |
| ⑤ 作品・時期 | 大型話題作か、平常期か | 動員が見込める作品・繁忙期ほど枠の価値が上がる |
この5つのうち、予算を圧縮したいときに最初に見直すべきは①の劇場数と②の上映パターンです。「全国で全スクリーン」を「商圏3館で作品指定」に絞り込むだけで、費用感は大きく変わります。シネアドの費用構造そのものについては、映画館広告(シネアド)は実はコスパ最強?でさらに掘り下げて解説しています。
劇場数・上映パターン・尺・期間・作品の5変数で見積もりは決まります。予算調整は劇場数と上映パターンから着手するのが定石です。
業界の公表値から見る、シネアド料金の目安
TOHOシネマズ単独の料金は非公開ですが、他チェーンや専門代理店が公表している金額・事例から、おおよその水準感をつかむことはできます。以下はあくまで他社の公表値・実施事例であり、TOHOシネマズの料金を示すものではない点にご注意ください。
| 公表元・事例 | 条件 | 金額(税別) |
|---|---|---|
| ローソン・ユナイテッドシネマ 公表メニュー | 全国・15秒・2週間・作品指定 | 45万円〜(作品により変動) |
| 専門代理店の事例(自治体) | 県内5館・15秒・2週間・全スクリーン | 約150万円 |
| 専門代理店の事例(結婚式場) | 1館・15秒・6ヶ月・全スクリーン | 約60万円(月額約10万円) |
| 専門代理店の事例(自動車メーカー) | 全国70館・30秒・2週間・作品指定 | 約1,500万円 |
注目していただきたいのは、結婚式場の事例が「1館・6ヶ月で約60万円、月額にすると約10万円」という点です。映画館広告は数百万円からというイメージが根強くありますが、商圏を1館に絞れば月額数万円〜十数万円の水準で継続出稿している広告主が実在することが分かります。
フリーザロックエージェントでも、条件次第で5万円からのスモールスタートをご提案しています。「うちの予算では無理だろう」と最初から諦めてしまうのは、あまりにもったいない媒体です。
※上記はいずれも各社が公表している金額・事例であり、TOHOシネマズでの出稿費用を保証するものではありません。最新の条件・空き枠により金額は変動します。
業界の公表値では全国15秒2週間で45万円〜、1館長期なら月額10万円前後の事例もあり、商圏を絞ればスモールスタートが十分に現実的です。
見落としやすい「上映料以外」の費用
シネアドの予算を組むときに最も多い失敗が、上映料だけを見て総額を読み違えることです。実際には、次の3つの費用が別途発生します。
| 費目 | 内容 | 相場の目安 |
|---|---|---|
| DCP変換費 | 映像を映画館上映用のDCP形式に変換する費用 | 5万円程度(劇場・尺により変動) |
| 配信費 | 変換データを各劇場へ配信する費用 | 1館につき1万円程度 |
| CM映像制作費 | CM動画そのものを新規制作する費用 | 50万〜200万円台から。内容により大きく変動 |
特に制作費は幅が大きく、アニメーションやテロップ中心の構成であれば比較的抑えられる一方、俳優のキャスティングやロケ撮影を伴えば数百万円規模になります。既存のテレビCMやWeb動画の素材を再編集して転用すれば、制作費を大きく圧縮できるケースも少なくありません。
なお、映画館の上映素材には固有の入稿規定があり、テレビCMやWeb動画をそのまま流用できるとは限りません。アスペクト比や音声基準の確認は、企画の初期段階で済ませておくと安全です。
上映料に加えてDCP変換費・配信費・制作費が必要です。既存素材の再編集は、総額を抑える最も現実的な打ち手になります。
業種別・TOHOシネマズ活用パターン

TOHOシネマズは都市部のターミナル立地に強みを持つため、その特性を活かせる業種があります。代表的な活用パターンを整理しました。
- 不動産・住宅:物件の商圏に含まれる劇場を1〜2館指定し、長期レギュラー出稿でブランドを刷り込む。世帯年収の高い層にリーチしやすい点も相性が良い
- 採用ブランディング:本社・支社の最寄り劇場に絞って出稿。地元就職を検討する学生・第二新卒に、テレビCMより低予算で企業名を届けられる
- 大学・専門学校:オープンキャンパス時期に合わせ、若年層が多く来場する話題作を指定して集中出稿
- ブライダル:カップル来場が多い作品を狙い、1館・長期で継続露出。上記の事例のように月額十万円前後から設計可能
- 自治体・観光:移住促進や観光誘客のメッセージを、送客元となる都市部の劇場で上映
- 小売・飲食:新店オープンに合わせ、店舗の商圏内劇場でサンプリングと組み合わせて集客
いずれの場合も鍵になるのは、「どの劇場に、どの作品で当てるか」という設計です。来場者の属性は作品によって大きく変わるため、映画館の客層データを踏まえたプランニングをおすすめします。
商圏を絞った長期出稿と、作品指定によるターゲティング。この2つの組み合わせが業種別プランニングの基本軸になります。
TOHOシネマズに広告を出す方法と申込窓口
TOHOシネマズへの広告出稿には、大きく2つのルートがあります。
ルート1:TOHOシネマズへ直接問い合わせる
TOHOシネマズは媒体に関する問い合わせ窓口として、専用のメールアドレス(cinead@tohocinemas.co.jp)を公開しています。TOHOシネマズの枠だけを検討しており、社内に映像素材も企画も揃っている場合は、この直接ルートが選択肢になります。
ルート2:シネアドを扱う広告代理店に相談する
一方で、「他チェーンも含めて比較したい」「商圏に最適な劇場を選んでほしい」「制作から入稿まで任せたい」という場合は、代理店経由が現実的です。特にシネアドは、チェーンごとに窓口・規定・空き枠状況が異なるため、複数チェーンを横断して押さえられる体制があるかどうかで、選べる選択肢の幅が変わります。
出稿までの流れ(5ステップ)
- ヒアリング・企画:目的・ターゲット・予算・商圏を整理する
- 劇場・作品・尺・期間の選定:空き枠を確認しながらプランを確定する
- クリエイティブ制作:新規制作、または既存素材の再編集・尺調整を行う
- 考査・DCP変換・入稿:広告表現の審査を通し、上映用データに変換して各劇場へ配信する
- 上映開始・効果報告:出稿後、実施内容の報告を受ける
リードタイムは条件によりますが、素材制作から入稿までを含めると、余裕をもって1〜2ヶ月前には動き出しておきたいところです。広告枠は先着で埋まっていくため、希望作品や繁忙期を狙う場合はさらに早い着手が有利になります。
直接問い合わせと代理店経由の2ルートがあります。複数チェーンの比較や制作込みの依頼なら代理店経由、単独枠の指名なら直接ルートが向いています。
TOHOシネマズの広告に関するよくある質問
Q. 1館だけ、短期間だけの出稿もできますか?
A. 可能です。TOHOシネマズは「1劇場・1作品・15秒素材の上映から」と公式に案内しています。商圏を絞ったスモールスタートは、むしろ推奨される使い方です。
Q. どんな広告でも出せますか?
A. いいえ。劇場側の広告考査があり、表現内容によっては掲載できない場合があります。また、企画作品や特別上映は対象外となるケースがあります。企画段階で早めに確認しておくことをおすすめします。
Q. 効果測定はできますか?
A. Web広告のようにクリック単位で追うことはできませんが、専用のランディングページやQRコード付きのサンプリングを併用することで、間接的にコンバージョンを可視化する設計が可能です。指名検索数の推移を見る方法も有効です。
Q. テレビCMの素材をそのまま使えますか?
A. 再編集が必要になるケースが一般的です。映画館の上映規定はテレビCMと異なる部分があるため、素材の仕様確認と調整を前提に考えておくと安全です。
Q. TOHOシネマズ以外のチェーンと組み合わせられますか?
A. 可能です。商圏内の映画館は必ずしも単一チェーンで完結しないため、複数チェーンを横断して商圏をカバーする設計のほうが、到達効率が高くなるケースが多くあります。
1館・短期からの出稿は可能ですが、考査・素材規定・作品の除外条件には事前確認が必要です。
まとめ:TOHOシネマズの広告料金は『条件設計で決まる』
本記事の要点を整理します。
・TOHOシネマズの広告料金に公開された一律の料金表はなく、個別見積もりが前提です
・料金は「劇場数・上映パターン・尺・期間・作品」の5変数で決まります
・TOHOシネマズは1劇場・1作品・15秒から出稿でき、3ヶ月以上で長期割引の設定があります
・上映料のほかにDCP変換費・配信費・制作費が別途必要です
・業界の公表事例では、1館・長期なら月額十万円前後の出稿例も存在します
つまり、TOHOシネマズの広告は「高いか安いか」ではなく、条件をどう設計するかで費用対効果が決まる媒体です。商圏を絞り、作品を選び、既存素材を活かせば、想像よりずっと現実的な予算に収まります。
シネアドは、「中小企業だから無理」「ニッチな商材だから合わない」と諦めるにはあまりに惜しい、コスパと到達品質を両立した動画広告です。
フリーザロックエージェントでは、全国の映画館の約95%(スクリーン数換算)をカバーするネットワークから、ご予算・商圏・業種に合わせて最適な劇場・尺・期間をご提案し、空き枠のリアルタイム確認から制作・入稿までワンストップでサポートしています。TOHOシネマズを含む複数チェーンを横断した比較検討も可能です。
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