「映画館でCMを流したいけれど、ウチの業種でも大丈夫?」 「せっかく動画を作ったのに、審査に落ちて上映できなかったらどうしよう…」
シネアド(映画館広告)を検討する際、多くの担当者様が不安に感じるのが**「審査(考査)」**の存在です。
結論から申し上げます。シネアドの審査は、Web広告やYouTube広告よりも格段に「厳しい」です。 感覚としては「テレビCM」の基準に近いと考えてください。
なぜなら、映画館は老若男女が訪れる「公共の場」であり、観客が逃げ場のない暗闇でCMを見ることになるため、劇場側は放映する内容に非常に神経を使うからです。
しかし、過度に恐れる必要はありません。「どこがNGラインなのか」を事前に知っておけば、対策は十分に可能です。
今回は、数多くのシネアド案件を扱ってきたフリーザロックエージェントが、審査に落ちる具体的な理由と、グレーゾーンの案件を通すためのプロのテクニックを公開します。
1. 一発アウト!主なNG業種・表現リスト
シネアドの審査基準は、各シネコン系列(TOHOシネマズ、イオンシネマなど)によって微妙に異なりますが、共通して「NG」となりやすいラインがあります。
① NGになりやすい「業種・サービス」
映画館はファミリー層も多いため、青少年の健全な育成に影響を与える可能性のある業種は厳しく見られます。
- 風俗営業、アダルト関連サービス(完全にNG)
- ギャンブル関連(パチンコ・スロット店は、直接的な射幸心を煽る表現はNG。「企業のイメージ広告」ならOKな場合も)
- 探偵業、興信所(内容による)
- 新興宗教、政治団体
💡 グレーゾーンの突破口 例えば、ナイトワーク系の求人広告や、美容外科の広告。これらは劇場によってはNGですが、**「表現をマイルドにする」「上映する作品をR指定作品に絞る」「ミニシアター系を選ぶ」**などの対策で上映できるケースがあります。諦める前にご相談ください。
② NGになりやすい「表現・クリエイティブ」
業種は問題なくても、動画の中身(表現)で引っかかるケースが多発しています。
- 過度な肌の露出、性的な表現(水着や下着のカットなど)
- 恐怖感、不快感を与える表現(ホラー映画の予告編レベルならOKですが、過激な暴力描写や血液描写はNG)
- コンプレックスを過度に煽る表現(「太っているあなたはダメ」のような、美容・ダイエット系に多い表現)
- 差別的な表現、特定の対象を誹謗中傷する内容
- 意見広告(個人的、政治的な主張を一方的に伝えるもの)
③ 絶対に守るべき「権利関係」
これは審査以前の問題ですが、法律に関わる部分です。
- 著作権・肖像権の侵害(許可なく有名人の写真や、他社のキャラクター、音楽を使用している)
- 【推し活・応援広告の方へ】
- 事務所の許諾が取れていない公式画像の使用はNGです。ご自身で描いたイラストや、許諾済みの素材を使用してください。(※詳細は推し活の記事を参照)
2. 審査に落ちたらどうなる?考査の流れとタイミング
シネアドの審査は、通常以下のフローで行われます。
- 【事前考査(字コンテ・絵コンテ審査)】※推奨
- 動画を制作する前に、「こういう内容で作りたい」という企画書レベルで劇場に確認します。ここで大きなNGが出れば、無駄な制作費をかけずに済みます。
- 動画制作
- 【本考査(完成尺審査)】
- 完成した動画データを劇場に提出し、最終チェックを受けます。
- 期間: 通常3営業日〜1週間程度かかります。
もし本考査で「NG」が出た場合は? 指摘された箇所を修正して、再提出(再審査)になります。上映開始ギリギリでNGが出ると間に合わなくなるリスクがあるため、スケジュールには余裕を持つことが重要です。
3. プロはこう通す!審査をクリアする3つのテクニック
一見難しそうな審査ですが、私たちが間に入ることでスムーズに通過するケースが多くあります。そのポイントを紹介します。
テクニック① 「根拠(エビデンス)」を用意する
特に医療、美容、健康食品などの広告で重要です。「○○が治る」「日本一」といった表現を使う場合、それを裏付ける客観的なデータや資料の提出を求められます。事前にこれらを準備しておくことで、審査側の心証が良くなります。
テクニック② 表現を「ソフト」に言い換える
例えば、パチンコ店の広告で「新台入替!激アツ!」と叫ぶのはNGですが、**「地域に愛されるアミューズメントパークとしての企業CM」**として、笑顔で働くスタッフの姿を見せる内容ならOKが出る可能性が高まります。 伝えたいコアな部分は残しつつ、表現を劇場のガイドラインに寄せていく調整力が必要です。
テクニック③ 審査が柔軟な「劇場」を選ぶ
ここが最も重要なノウハウです。 実は、大手シネコン(TOHOやイオンなど)は審査基準が非常に厳しいですが、独立系のミニシアターや単館系の劇場は、比較的柔軟に対応してくれる傾向があります。
ターゲットが合うのであれば、あえて大手シネコンを避けてミニシアターで実施するのも有効な戦略です。弊社は全国の劇場の「審査のクセ」を熟知しています。
まとめ:審査への不安は「事前のプロ相談」で解消を
シネアドの審査は確かに厳しいですが、それは裏を返せば**「上映されている広告は信頼できる」というブランド価値(メディアの信頼性)**が担保されているということです。
「自社のサービスは広告が出せるのか?」 「この表現はNGにならないか?」
そう思ったら、ご自身で悩まず、まずはプロにご相談ください。
フリーザロックエージェントでは、動画制作に入る前の段階で、劇場の考査担当への**「事前確認(簡易考査)」を無料**で代行しています。 あなたの企画が実現可能か、最短ルートで回答いたします。
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